<p>【ダンガリーて?】<br>
一昔前までは、ダンガリーと言えばデニムパンツに着るシャツというイメージでした。<br>
(ここではブルーのダンガリーを前提としたお話となります)<br>
ダンガリーはインディゴ・ブルーの糸と白色の糸で織った織物です。<br>
シャンブレー効果であの淡いブルーを現しているんです。<br>
シャンブレーとは、たてよこ違う糸を使う事で単色では出せない独特の色を現す方法です。<br>
※シャンブレーは生地の名前としても使われます。<br>
たて糸に晒糸、よこ糸にインディゴブルーの糸を使った平織の生地がダンガリーとなります。<br>
ちなみに、たて糸にインディゴブルーの糸、よこ糸を晒糸で織った生地がデニムなんですよ。<br>
ですからデニムとシャンブレーは兄弟みたいなものなのです。<br>
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と、ここまでが本来のダンガリーのお話。<br>
余談です。<br>
実はもっと昔はダンガリーって綾織だったんです。<br>
上記でお話をしたダンガリーについてはアメリカではデニム・ダンガリーと言ったりもします。<br>
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厳密に言うとこの素材はダンガリーとは言えないのかもしれませんね。<br>
綿の平織ではない。<br>
インディゴじゃない。<br>
本当は綿麻(ハーフリネン)のシャンブレーと表現するのが正しいのかもしれませんが、生地は時代とともに定義も変化していくのでダンガリー通します(^^♪<br>
用途としてはシャツなどが中心となりますが、パンツに使ったりエプロン、バッグなどの手芸にも使えます</p>